よしみさん / eat LOVE・day8

eat LOVE day8



8月18日 土曜日


今日は夕方にやってきたよしみさん。

用事があり家とは別の場所から八王子に来た。聞けば、途中走りながら何本も電車を乗り継いで来たらしい。

重かっただろうに、カメラの入ったリュックを背負って走っていた姿を想像したら可愛らしいな、って思った。


コトコトと煮込む鍋からアニスのいい匂いが台所中に充満し、予想通りよしみさんは高めの声でいい匂いー!と何度も言っていた。

ぼくも好きな匂い。




いつも「おいしー!」と魔法の言葉を連呼してくれるよしみさん。すごく照れ臭くもあり嬉しい。

ぼくも誰かが作ってくれたものはおいしい!と口に出すようにしている。

おいしい、と言われたらやはり嬉しいもの。

おいしいって魔法の言葉。

作ってくれた人にも、食卓を囲む人にも。

よしみさんとの料理の話、情報交換も楽しみの一つ。

食材の味付けも調理法も人それぞれ違う。へー!そう食べるのー!って意外な発見もあって今度それ試してみよーってなる。




今日の料理にも入れていたけど、亜麻仁油自体どんな味?

そう聞いてきたよしみさんに、スプーンに亜麻仁油を垂らし、渡した。

2秒後には顔を歪め急いで水の入ったグラスに手を伸ばした。

急なことにどした?って思ったけど、ごめんごめん、苦いんだった。




続いた猛暑日から一変、昨夜は寒い夜だった。

ぼくらは薄手のブランケットを布団に1枚足した。

昨日は寒かったねって話題になり、よしみさんは夜中に何度も起きては窓を開け閉めしたと言っていた。

けど、それは夢で本当は寝ていたんじゃないか?と駅まで送る車中で言っていて笑った。

夢で思い出した。数日前の夢によしみさんが出てきた。「君たちは夫婦か?どうなんだ?そうなのか?」とよしみさんとぼくにむかって誰かが詰め寄りながら聞いてきた。ぼくはしどろもどろなりながら何か言ったような、言わなかったようなそんな夢。

でもその夢は楽しかった記憶。その日に見た夢はどれも楽しかった感じがした。



今日も楽しくおいしかった。

今回はほぼよしみさんとの話の日記になってるので今回のタイトルは「よしみさん」。


焼きなすとたっぷり香味野菜のゴマドレッシング和え

鯖缶で南蛮漬け

豚バラと冬瓜のアニス煮

味噌汁

麹入りご飯


eat LOVE

本日もたくさんの愛をありがとう



Photo:kikuchi yoshimi


よしみさん


eat LOVEで写真を撮ってくれているよしみさん

& Premium、今月の写真家はよしみさんです

つい数日前に始まった感覚でいたけど、もう14日目

今さらながらシェアしたいと思います


kikuchi yoshimi

今月の写真家、今日の一枚


LOVE大盛り / eat LOVE・day7

 

eat LOVE day7

 

7月18日 水曜日

今日という日をすこしのドキドキとワクワクでむかえた。

よしみさんの他にアーバンゲストが二人。よしみさんももちろんアーバンガール。

初めましての味の好みも好き嫌いもわからない人にごはんをふるまうのはいつもドキドキするもの。

 

先に来ていたよしみさんとカレと、二人はいつ来るのかなー、どうやって来るのかねー、車?バイク?なんて調理をしながら話していた。

 

しばらくし、コンコンと玄関の扉を鳴らし、やっぱり瓶だよね、と瓶ビールを持って秀一さんと彼女はやって来た。

駒沢にあるsnow shovelingという本たちの秘密基地のようなすてきな空間にいるその人、つい先日そこで語り合ったその人が、我が家の台所にいる。

なんとも不思議な感覚ではあったけど、なんだかとてもとても嬉しかった。

 

挨拶を済まし二人はリビングへと移動し、ねこタイム。ぼくも一緒にねこトークしたーい!と思ったけど、うちのねこたちの紹介はカレに任せてぼくは調理。

 

この一週間位前に友人宅で夕飯をごちそうになり、そこで食べたレモングラスを使ったものがとても美味しくて、うちでも作りたい!また食べたい!と思ったら彼女はレシピを丁寧に教えてくれた。

後日、アジアンスーパーで目当てのレモングラスを買い、またあれが食べれるのかーなんて想像していた帰りの電車はニヤニヤが止まらなかった。

 

 

今回も大家さんのれいさんも一緒に母屋の居間を借りて6人の食卓。

畳敷きの和室で座布団に座り、2つのテーブルをくっつけたりしたその感じもあってか、少し長く茹ですぎてふくらんだ鍋いっぱいのジャスミンライスを見て、合宿みたいだね、なんて笑ったりした。

ついついたくさん用意してしまう食いしん坊。万歳。

肝心な再現したかったそれは、肉に下味をし忘れて食卓で塩を慌てて振りかけたり、青唐辛子を入れすぎちゃったりなんかして、本当はもっと美味しいやつなんです、、と心の中で何度も言いながら食べていた。

 

 

そんなぼくの料理をわざわざ食べに来てくれたこと、好きな人たちと食卓を囲めるって奇跡で幸せなことだなーって思ったし、たくさんあったおかずかきれいさっぱりなくなった今日もすごく嬉しくて、逆に何もなくなったお皿には大盛りのLOVEが乗っているように感じた。

 

夜、無事帰宅したとの連絡に、良い夢を、と添えて秀一さんがメッセージをくれた。

起きた瞬間にその夢はふわっと消えて忘れてしまったけど、言葉の通りとても良い夢だったようで気分の良い目覚めだった。

 

とうもろこしとジャガイモのスパイス焼き

トマトのピリ辛ミニトマトマリネ

焼きネギとあさりのバジル酒蒸し

鶏肉とナスの甘辛炒め煮

鶏肉のソテーサンバルマタのせ

ジャスミンライス

 

 

 

 

eat LOVE

本日もたくさんの愛をありがとう

 

 

PHOTO:kikuchi yoshimi

 

 

 


list / eat LOVE・day 6


eat LOVE day6


7月1日 日曜日 晴れ

緑が眩しい。

今年ぼくは暑さに強い体質に変化したのだろうか、暑いとは感じるけど暑さが気持ちいい。

汗だくになりながら炎天下の中草むしりしたり、庭のハンモックでしばらく青い空を見て日光浴したり。

とにかく気持ちがいい。


でも、暑さとかを感じにくくなって熱中症になったりするんだってねー、ぼくもにぶってるのかなー?なんてよしみさんに冗談言ったらクスっと笑っていた。


ふと、浩平が、欲というか夢みたいなことはあるのかよしみさんに聞いていた。

そしたら間髪入れず「あるあるー」と、そして具体的にポンポンと答えが返ってきた。

というのも夢、欲望などをリストアップして書き記しているそう。

「おっきい冷蔵庫欲しいよね!」とぼくが一人暮らしをしていた時から使っている現役の冷蔵庫を見て言った。

「そうそう!欲しいの!」とぼく。

よしみさんは現実化した。

そーだよね、そーなんだよね。


その夜、携帯のメモにダダダッと欲望を箇条書きにリストアップした。

もちろん、おっきい冷蔵庫を買う、とも。

美味しいご飯ももっともっと食べたいし知りたい。

美味しいなーと思える身体、心でいたい。


愛のリスト

箇条書きを読み返すと、あー欲まみれ、なんて思うけど、全ては自分への愛、不特定多数ではない誰かへの愛へと通じてるんだ。

よし。



今日もいつものHBで焼いたパンでチーズトースト。

北海道へ夫婦で移住しアスパラを栽培している知人から毎年届く立派なアスパラと、ぼくの母が育てたミニトマトをのせて。



もう一つは、いただきもののきんぴらごぼうをのせたチーズトースト。

濃い目に味付けされたきんぴらごぼうがチーズとマッチ。

うちでは、和風の煮物などチーズに合いそう!って思ったらなんでものせちゃう。



ふと前夜にハーバード大学式スープのことを思い出して、カボチャは切らしてたけど、キャベツ、玉葱、人参はあったからそれも作った。

基本的に味付けをしないそれは、野菜の旨みが身体に染み渡るようだったけど、今日の気分はそれではなかったみたいでブイヨンを足した。


アスパラとミニトマトのチーズトースト

きんぴらごぼうのチーズトースト

ハーバード大学式スープ

コーヒー



eat LOVE

本日もたくさんの愛をありがとう


PHOTO:kikuchi yoshimi







circle of love / eat LOVE・day5


eat LOVE day5


6月11日 月曜日

小雨の降る夕方。

今日はちょっとイレギュラーなeat LOVE。


今夜は同じ敷地内にある大家さん宅で夕飯。

大家さんはぼくと性質が似ていているとこが多く、とても"気"が合う。

気にかかること、考えることが同じだったり、同じタイミングでメールをしたり。

庭の大木を自分達で伐っていた頃、代わる代わる木に登り伸びた枝をバシバシ伐り落としては阿吽の呼吸でキャッチしていた。自分が二人いるみたいって思った。

不思議な繋がり。

そんな大家さんとは分担してそれぞれおかずを作っては、持ち寄りの夕飯会をちょくちょくしている。


カレの誕生日が数日前にあり、この日はケーキを買ってくるからね!と大家さんから前もっての宣言。

声をかけて、ぼくら、よしみさん、大家さんの4人での夕飯。

そんな非日常のように思える"日常"のことによしみさんも加わることに。


ご飯を食べ進めると、ぼくらが大家さんと築いてきたマルと、よしみさんと育んできたマルがふにゃふにゃと形を変え大きなマルになった気がした。

ここにいるみんな血の繋がりはないし、10年以上寝食を共に過ごしているカレとも血の繋がりはない。でも年齢とか性別とかそんなんじゃないニュー家族のような食卓だった。

この土地の持つパワーもきっとあると改めて感じた。


食後、大きいのが売り切れてて、と申し訳なさそうに出してきたものは十分立派で、お皿に取り分ける度に倒れそうになったり、パタパタと倒れたそれに何かおかしくてたくさん笑った。



circle of love

愛を食べ愛が4人を巡る。


今夜は前に作ってみて美味しかった塩さばの南蛮漬けと、ブータン料理屋で食べた花椒が効いたサラダを再現。

母が送ってきてくれた干し椎茸と切り干し大根で煮物と、前の日に作った人参のマリネ。

あと芽ひじきと生姜をたっぷり入れた炊き込みご飯。

ちょっと献立にまとまりがなかったかな。



塩さばの南蛮漬け

ブータンのサラダ(ホゲ)

切り干し大根の煮物

人参サラダ(栗原はるみさんのレシピを参考に)

芽ひじきと生姜の炊き込みご飯


ケーキ

コーヒー



eat LOVE

本日もたくさんの愛をありがとう


PHOTO:kikuchi yoshimi





メッセージ / eat LOVE・day4


eat LOVE day4


5月31日 木曜日

買い出しから家に戻ると二人はホロスコープの話をしていた。

星からのメッセージに、霊能者という人からのメッセージ。

話は時より部屋の中を通り抜ける風のように移り変わる。


自問自答を繰り返したここ数ヶ月。

この日は起きた時から何かが身体から抜けたように軽く感じた。

お昼のトーストを食べながら、二人の会話にふんふんと聞く。

ふわりと移り変わった二人の会話が今日の、ナウなぼくへのメッセージのように聞こえた。


自由になれたんだ。

ぼくは自由なんだ。


そんなことを思った。


時々開く本がある。

夜、目をとじ自分にフォーカスし開くとそのメッセージに「古くて安心できる鎖を手放す」という一文があった。

ドンピシャ過ぎて、かつ、ここでもか!と少し笑えたけど、これでいいのだ、と念押しされたように思った。

ふわりと流れ吹く風のように、変わってもいいんだよね。


メッセージ。


今日はいつものチーズトーストにコーンをのせ、ドライバジル、黒胡椒をたっぷりと。

トマトスープは洋と中が混在したようなもの。


コーンチーズトースト

トマトスープ/トマトジュース(無塩)、溶き卵、ごま油、ドライバジル、塩、黒胡椒

コーヒー



eat LOVE

本日もたくさんの愛をありがとう。



PHOTO:kikuchi yoshimi





母との日


彼の母と彼と。

記念日ごとに伺うレストランへ。

今日は記念日という記念日ではないけど、過ぎた母の日のお祝いのつもり(支払いは彼母ですが)

しゃんとして品のある彼のお母さん、いつもより少し多めに飲んで酔ってたのかな、今夜は少し少女のように感じた。

駅で見送った彼の母の後ろ姿を見たら、自分の母にも会いたくなった。




ルーツ / eat LOVE・day3

 

eat LOVE・day3

眠たかったからか少し記憶が曖昧。

 

 

5月13日、日曜日

朝にパンが焼けるようにセットした。

携帯のアラームで目覚めた。

台所にある小さな椅子に座ってコーヒーを飲むけど、まだ半分寝ている。夢を見ていた、そんなタイミングだった。

 

今日はぼくが駅までよしみさんを迎えに行った。車のぼくを見るなりちょっと驚いたように見えた。ふふ。今日はぼくです。

 

同じ時期に同じような症状で悩まされていたぼくらだったけど、よしみさんはどっと寝汗をかいた夜があり、その日を境にすっと何かが抜けたように治った、と家までの車中で嬉しそうに話していた。

そんな彼女はとても陽のエネルギーに満ちているように見えた。

いや、彼女のまわりにエネルギーが見えていたのかもしれないな。

 

 

今日はランチ。

ほぼほぼ毎日食べているチーズトーストに、作り置きしていたきのこのマリネを添えたサラダ、パクチーオムレツ。前日に作ったルバーブのジャム。コーヒー。

朝焼きあがったパンはまだほんのり温かく、簡単に潰れそうなくらいふわふわだった。

きのことルバーブは浩平が軽井沢で買ってきたもの。

 

よしみさんと出会ってから、過去の忘れていた記憶を料理というものを通して思い出すようになった。以前よしみさんとのメールのやり取りにもそれは書いた。

調理中、パクチーオムレツの話からぼくがシドニーに留学をしていた時の話をした。

ホストマザーはイギリスで、その旦那さんはギリシャ、娘さんの旦那さんはインドネシア、その後ホストファミリーの家を出てシェアハウスで生活を共にしたのはレバノンとスリランカ。

ぼくの周りにはそんな色んなバックグラウンドの人がいてね、なんて話したら、だから色んな国のテイストが入ってるんだね、とそんなことをよしみさんは言った。

そうかな?なんてその時は思った。

 

料理が大好きなホストマザーで、この家にステイする留学生は確実に太る、と言われていた。ぼくも太った。美味しく太った。

レバノンのルーツを持つ彼女とスリランカのルーツを持つ彼女もまた料理が好きでよく作ってくれては食べさせてくれた。彼女らの友人たちも多様なバックグラウンドを持った人ばかりで、色んなアクセントの英語が飛び交っていた。週末にはよくホームパーティーしてたっけ。

時にはレバノンミュージックがガンガンかかっていて、すぐそこでその音楽に合わせて踊っている人たちもいる、どうぞご自由にお過ごしください的なレストランにも連れて行ってもらった。テーブルに並ぶ未知な食べ物にドキドキワクワクしたのも思い出した。

近所にあったターキッシュピッツアのお店もお気に入りだった。


その時の味は再現できないけど、知らず知らずぼくの中に断片的に蓄積されていて過去のぼくから現在のぼくへ通づるルーツがそこにもあることに気づかせてくれた。

eat LOVEのルーツ。

 

パクチーオムレツも週末のランチによく作ってくれたもの。

 

そんなことを思い出していたら懐かしくなり、しまってあった写真のアルバムを出してきてしばしタイムスリップした夜。

よしみさんのカメラ、シャッターがきられるカシャン、という音がとてもいい音で終始心地よかったな。

 

・ 

ホームベーカリーで焼いたアマ二ロースト入り食パンでチーズトースト

パクチーオムレツ

きのこのマリネを添えたサラダ

ルバーブのジャム

コーヒー

食後に塩レモンを刻んで入れて焼いたパウンドケーキ

 

 

 

eat LOVE

本日もたくさんの愛をありがとう

 


photo.kikuchi yoshimi



ニューミー


誕生日でも、記念日でもない今日、イチゴのホールケーキをいただいた。

モヤモヤとした日々過ごしているぼくの、未知の人生へのエールをもらえた気がした。

それはとてもぼく好みのもので、さらに嬉しくなった。

誕生日ではないけれど、happy birthday to new me.


love.


育むもの


先日行った焼き鳥屋で食べた塩らっきょうがとても美味しくて、

今年は漬けようと少しずつ大事に食べながら思った。


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